お子さまの矯正歯科治療
永久歯が生え揃う前の3〜10歳頃は、骨格的な異常の治療・予防や不正咬合を引き起こす原因となる悪習癖の除去を行うのに最適な時期でもあります。
矯正歯科の技術は近年飛躍的に進歩し、以前のように「大人になっては治らない」ということはなくなりました。しかし、歯ならびや咬み合わせが全身の発育、健康に影響があるということがわかってきた現在、最適な時期に矯正歯科治療を始めさせてあげることは、お子さまの将来にきっと良い結果をもたらすことでしょう。大人になってから治療を開始するのでは、「治り方」も「治し方」も異なってくる場合が少なくありません。多くの治療効果が望めるこの時期には、この時期にしか出来ないことが必ずあり、お子さまにその機会を与えてあげることは、お子さまの輝く未来のために、ご両親からの最高のプレゼントとなるでしょう。
Teenagerの矯正歯科治療
全ての永久歯が生え揃う11〜13歳の頃は、咬み合わせ治療も含めた本格的な矯正歯科治療を開始するのに最適な時期と言えるでしょう。
特に13〜18歳の頃は、子どもの顔から大人の顔へと変化していく時期でもあります。できればこの時期までに矯正歯科治療を受けさせてあげたいものです。また日本でも最近では、どこの中学・高等学校でも同じクラスに何人か矯正歯科装置を装着している友だちがいるでしょうから、精神的にも安定して治療が受けられるようです。
大人の方の矯正歯科治療
美しい口元やそれに影響を与える歯ならびは、お顔の美しさと密接な関係にあります。綺麗な歯ならびは清潔感を与えますし、あなたの笑顔をより魅力的なものにします。
国際化、情報化が急速に進む現在、欧米はもちろんのこと、世界中のほとんどの国で矯正歯科治療は盛んに行われています。
ここ数年、日本でも成人の矯正歯科患者さんが急増しているのもそんな理由からでしょう。
確かに、矯正歯科治療は決して楽な治療でないところもありますが、多くの方々が矯正歯科治療を終え、素敵な笑顔で人生をおくられているのも事実です。
口元を手で隠して笑うような自信のない笑顔ではなく、自信をもって笑える素敵な笑顔は、あなたの人生の宝物となるでしょう。
※エステティックライン(E-Line)について
横顔の美しさを測るモノサシとしてエステティックライン(E-Line)と呼ばれるものがあります。鼻とアゴを結ぶプロフィールラインのことで、上下の口唇がE-Lineの前後1〜2mmにあるのが日本人にとって美しい横顔とされています。